赤ちゃんの視力の発達について気になったので調べてみました。

サングラスをかけている子供

こんばんは、禄太です。
今日はちょっと気になったことがあったので、調べてみました。
それは、赤ちゃんの視力についてです。
一緒に絵本を読みたい!
けれども、どれくらい世界が見えているんだろう?
という、素朴な疑問から出発することになりました。
奥が深かったのでシェアして行きたいと思います
それでは、今日もよろしくお願いいたします。

目次

いったいどれくらい?赤ちゃんが視力測定したら。

赤ちゃんの視力は、ズバリ!
新生児の段階で、0.001程度です。
ほとんど何も見えていません。
ですが、その後半年で急速に発達して、0.2にまで発達するのです。
それでも、何かを識別するには至らないんですね。

ここで面白い特徴があります。
赤ちゃんは、コントラストの強いものの方が見やすい。
ということです。
まずは、原色系から見えるようになるためです。

大人がみると、

ん?ちょっと、眩しいよ…

ってくらいのものでも、赤ちゃんには見えやすく映ります。

それと、赤ちゃんはシマシマ柄の服やお人形を好む傾向にあるのです。
赤ちゃんは複雑な図形に注目する特徴があります。
シマシマの柄は、赤ちゃんが好きな図形の一つなのです。

例えば、トラさんのぬいぐるみとかどうでしょうか。
シマシマ柄で、黄色と黒のコントラストがありますので、赤ちゃんは興味を示しそうです。

ここまでのまとめ

  • 赤ちゃんは、コントラストが強いもの、シマシマ柄のものを好む。
  • 興味があるものにはじっと注目する。

息子の成長を例にとってみる。

クローゼットに興味をもつ息子。

クローゼットの中には、思えば赤ちゃんが興味を持ちそうなものが溢れていました。

【黄色いマウンテンパーカー】
以前友人と富士山に行く約束をして購入。
仕事のため行けなくなり、日の目を見ずにずっとクローゼットに押し込まれている不遇な運命。
いつか、こいつと山を楽しめる日が来ないかなぁ…。

黄色がすごく好き!ってわけじゃないんですが、なんだかこのマウンテンパーカーがお気に入りのような…

他にも、青いコートや、黒いジャケットもクローゼットにあります。

いろんな色の洋服が縦に並んでいたら…
クローゼットの中はカラフルなシマシマの世界ですね(^^♪

だから、いつもじっと見ていたのかな?
なんて思える、素敵な発見でした!

電球に興味を持つ息子。

クローゼットと同じくらい、電球が大好きです。
特に、これ。

赤ちゃんは、丸いものにも興味を持ちます。
また、光るものが大好きです。
この電球…
下から見ると、まん丸ですね!
そのせいか、ずっと眺めています。

ただ、ずっと眺めていると光の刺激が強すぎて目が悪くなってしまいそうなので、あまり長時間は見せないようにしています。

ぐずって泣き止まないときとか。
飽きちゃったときとかに、気分を変えるときに使ったりしてます。

電球は部屋を明るくするもので、目に光を当てるためのものではないので大丈夫だとは思うのですが、やっぱり不安ですからね。
以前、お外にに出たときに車に反射した太陽の光が目に入ってしまったようで、その時はまぶしかったようで泣いてしまいました。

光で遊ぶのは、気を付けたほうがいいですね。

お人形を見つめる息子。

この記事を書いているときに思ったのですが、そういえばコントラストが強くて、みんなから人気のキャラクターがいたなと、ふと思いました。

それが、この子。

プーさんです!
黄色と赤のコントラスト。
シマシマではないですが、気に入ってくれそうです。

【番外編】僕の靴下を見つめる息子。

私の靴下…
黄色とネイビーのシマシマ柄でした!
これに興味を持つかなと思って、目の前でひらひらして見せたことがあります。
すると、しばらくじっと見つめていました。
どうやら、興味を持ってくれたようです。
ですが、すぐに泣き出してしまって…

においが嫌だったかな?

いや!ちゃんと洗ったよ!

総括

勉強してみて、あぁこういうのが好きなんだなっていうのが、よくわかりました。
なんで、凝視しているのかわからなかったものも、もしかして赤ちゃんの習性だからかな?と思うようになりました。
目の発達は五感の中で一番最後ですが、急速に発達します。

いろんなものや、世界を見せてあげたいものです。

今日も、遊びに来てくださって、ありがとうございました。
それでは、おやすみなさい!

P.S.参考文献について

今回は、この本を参考にしました!

参考文献
赤ちゃんは世界をどう見ているのか
平凡社新書/山口真美

赤ちゃんの発達について、色々な実験や検証をわかりやすくまとめています。
視覚だけでなく、脳の発達度どう連携しているのかも解説されていました。
ただ、2006年に書かれた新書ですので、もっと新しい研究や結果が出て来ているんじゃないかな?
というのが感想としては大きいです。