【SQL/DB】IT未経験者のデータベース入門に最適な一冊!(スッキリわかるSQL入門 第3版 ドリル256問付き!)

Excel操作はできるけど、もっと効率的にデータを扱えるようになりたい…」

「IT知識はないけど、データ分析や業務自動化のスキルを身につけたい…」 

「SQLって聞くけど、実際何ができるの?どう役立つの?」

こんな疑問や希望をお持ちではありませんか?

今や企業のあらゆる部門でデータを活用する時代。営業、人事、経理など、どんな部署でも「データ」を扱うスキルが評価される時代になっています。

その中でもSQLは、データベースを操作する言語として、最も基本的なスキルの一つです。

スッキリわかるSQL入門 第3版 ドリル256問付き!

基本情報

書籍名: スッキリわかるSQL入門 第3版 ドリル256問付き!
  1. 著者: 中山 清喬/飯田 理恵子
  2. 出版社: インプレス
  3. 価格: 3,080円(税込)
  4. ISBN: 9784295016366

最新版

私が学習した際は、第3版でした。

現行については第4版が出版されていますので、新規で学習する方はこちらを参照することをお勧めします。


書籍の基本情報:一目でわかる概要

「スッキリわかるSQL入門 第3版」は、SQLを基礎から学びたいIT未経験者に最適な入門書です。

数あるSQL入門書の中でも特に初心者に配慮された内容構成と、実践的なドリル問題が豊富に用意されている点が大きな特徴です。

1. 分かりやすい段階的な説明

本書は「なぜそうなるのか」という原理から丁寧に説明しているため、IT知識の少ない方でも理解しやすい構成になっています。データベースの基本概念から始まり、徐々に複雑なSQLクエリの作成方法まで、ステップバイステップで学べます。

2. 実践力を鍛える256問のドリル問題

理論だけでなく実践力を養うための豊富な演習問題(256問!)が用意されています。これらのドリル問題を解くことで、SQLの基本構文を確実に自分のものにすることができます。

3. 視覚的な図解による理解促進

複雑なデータベースの概念やSQLの処理の流れを視覚的な図解で説明しているため、イメージがしやすく記憶に定着しやすい工夫がされています。

4. 実務で使える実用的な内容

基本的なSELECT文からJOIN、サブクエリ、ビューなど、実務でよく使われるSQLの書き方を網羅しています。さらに、データベース設計の基本やインデックスなどの最適化についても触れられており、3ヶ月の学習でも実務レベルの知識が身につきます。

こんな方におすすめ

  • IT知識がなく、SQLを一から学びたい社会人の方
  • 非IT部門で働いていて、データ分析や業務効率化のためにSQLを学びたい方
  • 短期間(3ヶ月程度)で実務レベルのSQL知識を身につけたい方
  • 独学でSQLを学んでいるが体系的に学び直したい方

効率的な学習法

本書は独学でも十分に理解できる内容ですが、より効率的に学習するためには以下のアプローチがおすすめです!

  1. 基本概念を理解する:各章の冒頭でデータベースやSQLの基本概念をしっかり理解する
  2. サンプルコードを手で打ち込む:本に記載されているサンプルを実際に入力して結果を確認する
  3. 段階的にドリル問題に取り組む:各章ごとにドリル問題を解いて理解度を確認する
  4. 実務を想定した課題に挑戦する:後半の応用編で実務に近い形での問題解決を練習する

関連書籍と組み合わせた学習プラン

「スッキリわかるシリーズ」は一貫した説明スタイルと丁寧な解説で定評があります。

以下の関連書籍と組み合わせることで、より幅広いIT知識を効率的に習得できます。

3ヶ月学習プラン例

1ヶ月目:SQLの基礎を固める

  • 「スッキリわかるSQL入門」の第1章~第5章を学習
  • データベースの基本概念とSELECT文の基本を完全に理解する
  • 基本的なデータ抽出ができるようになる

2ヶ月目:SQLの応用とプログラミング基礎

  • 「スッキリわかるSQL入門」の第6章~第10章で応用的なSQLを学ぶ
  • 「スッキリわかるJava入門」または「スッキリわかるPython入門」の基礎部分を並行して学習開始
  • SQLとプログラミング言語を連携させる基礎を理解

3ヶ月目:実践力を高める

  • 「スッキリわかるSQL入門」の総合演習と応用編
  • 選択したプログラミング言語(JavaかPython)でデータベース連携の実践
  • 小規模な業務自動化プロジェクトに取り組む

【Python】『スッキリわかるPython入門第2版』で始めるプログラミングと活用方法

2025年4月1日

なぜPythonやJavaも学ぶべきか

SQLだけでも業務効率化は可能ですが、PythonやJavaなどのプログラミング言語と組み合わせることで、以下のようなメリットがあります:

  • データ処理の自動化:定期的なレポート作成やデータ更新処理を自動化できる
  • より複雑な処理の実現:SQLだけでは難しい条件処理や繰り返し処理が可能になる
  • Webアプリケーション開発:社内で使えるデータ管理ツールなどの開発が可能になる

特にPythonは、データ分析や自動化に強みがあり、非IT部門の方でも比較的習得しやすいため、SQLと合わせて学ぶ価値が高いでしょう。

まとめ

「スッキリわかるSQL入門 第3版」は、IT未経験者がSQLを学ぶための最適な入門書です。256問のドリル問題で実践力を養いながら、3ヶ月という短期間でも実務で使えるスキルを身につけることができます。

さらに「スッキリわかるJava」や「スッキリわかるPython」と組み合わせて学習することで、データベース操作だけでなく、業務自動化やオフショア対応といったより高度なスキルへと発展させることができます。

非IT部門で働きながらもIT技術を習得したい方にとって、この「スッキリわかる」シリーズは最適な学習教材となるでしょう。

スッキリわかるPython入門 第2版