モジュールとライブラリについてを記載しているうちに長くなってしまいました。
SQLiteの記事とあわせて、ご参照ください。
目次
ライブラリとは?
他の人が作成したイケてる道具。という点はモジュールと一緒ですが、そのモジュールがいくつもまとめられたものが、ライブラリといいます。
ライブラリには、2種類あります。
【Python公式】か、【Python以外の外部団体】が作成したかで、呼び出し方も違います。
標準ライブラリ
Pythonが公式で作成し、用意したライブラリを指します。
pipやcondaコマンドでインストールする必要がなく、Pythonコードにimportするだけで使用することができます。
外部ライブラリ
Python以外の外部団体が作成した、モジュール群です。
方程式の解を求めるためたり、多次元配列を操作するための【Numpy】や、画像処理に利用される【Pillow】などが有名です。
お試し:Anacondaから、Numpyのインストール
【実行結果】
(Butterfly_test) Rokuta@Terminal TEST_Python % conda install -c anaconda numpy
Collecting package metadata (current_repodata.json): done
Solving environment: done
## Package Plan ##
environment location: /Users/Username/.pyenv/versions/anaconda3-2021.11/envs/Butterfly_test
【〜〜中略:Numpyのパッケージ情報が表示される〜〜】
The following packages will be downloaded:
package | build
---------------------------|-----------------
blas-1.0 | mkl 5 KB anaconda
ca-certificates-2022.4.26 | hecd8cb5_0 132 KB anaconda
【〜〜中略:インストールされる一覧が表示される〜〜】
six-1.16.0 | pyhd3eb1b0_1 19 KB anaconda
------------------------------------------------------------
Total: 221.4 MB
# y を押すと、インストールがはじまります!
Proceed ([y]/n)?
【インストール後の画面】
なぜ、ライブラリを利用するか?
Pythonでは、自分で関数を作成したり、ライブラリを作成することもできます。
よく使う処理や、自分オリジナルの道具を生み出すことができるのです。
最初から、自分で作成するのもいいのですが、その場合はコード量が一気に増えてしまいます。
また、自作したプログラムをテストする。などしていると時間がいくらあっても足りません。
自分が実現したい処理をライブラリを利用することで、以下のようなメリットがあります。
- 新たにプログラムを作成するコード量を減らせる
- 動作確認済みのプログラムを利用できるため、不具合の混入を防げる
EOF
いろいろなライブラリを組み合わせることによって、多様なアプリケーションを実装することが可能です。
利用方法を確認しながら、効率的に開発を進めていきましょう。
今日も、一緒に学習をしてくださって、ありがとうございました!
では、また!
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